日本語を勉強している方で「日本語ってなんでこんなに難しいのだろう?」
「日本語の特徴を理解できれば少しは簡単に感じるだろうか?」
このようにお考えの方は多いと思います。
実際に日本語は世界でも難しい言語として有名です。
そこで今回は、日本語の表現の特徴について英語と比較しながら解説します。
□日本語と英語の大きな違いとは?
日本語を学んでいると、単純に文法や単語が難しいだけでなくさまざまな難しさを感じると思います。
その難しさは人間関係や文化的なものに影響していると言われています。
例えば英語と日本語では言葉にするときに強調するポイントや弱めに言うポイントが異なっています。
それでは具体的に解説しましょう。
日本語では主語と述語の間にさまざまな情報をはさみます。
つまり結論を最後におきその結論に行き着くまでにさまざまな情報をはさみます。
例えば「私は明日友達と公園で遊ぶ」
と言う文があったとしたら遊ぶという結論までにさまざまな情報が挟まっています。
一方で英語の場合は最初に結論を言うことが特徴的だと言えるでしょう。
例えば「I’m going to play with my friend tomorrow.」
となり、最初に遊ぶという結論を持ってきています。
つまり英語では最もいいたいことを最初にはっきりさせていると言えるでしょう。
また、英語には「You」が頻繁に使われますが、日本語は「あなた」を日常で使うことはあまり多くないです。
そこで、知らない人に話したりする場合どのように相手のことを呼んだら良いのかわからない方も多いでしょう。
これの解決策としては、主語をつけないことです。
つまり、「あなたは写真を撮ってもらえますか?」
ではなく「写真を撮ってもらえますか?」
といった感じです。
このように日本語では主語がないことも多々あるので問題ありません。
□苦労しやすい日本語とは?
日本語は比較的難しいですが、その中でも特に苦労しやすい日本語が、発音に関する部分です。
特に長音(ちょうおん)、撥音(はつおん)、促音(そくおん)と呼ばれるものです。
長音であれば、おばあさんとおばさんの違いが挙げられるでしょう。
日本人にとっては難しく感じないかもしれませんが外国の方にはなかなか聞き取りにくい部分ではあります。
このような発音の違いは生活しているうちにだんだん慣れてくるでしょう。
□まとめ
日本語の表現は英語と大きく違うところがあり難しく感じることも多いと思います。
また、発音も非常にわかりにくいときがあるでしょう。
そのようなときはもう1度聞いてみましょう。
そうすることで、だんだん慣れてくるはずです。