皆さんはこれまで日本と海外の挨拶の違いで困惑した経験はありませんか。
どこの国に行っても基本的な挨拶ができれば現地の人に受け入れてもらえるものですが、作法を間違えてしまうとトラブルが起こるなんてこともありえます。
そこで今回は日本と海外の挨拶の違いについてご紹介します。
□日本と海外の挨拶の違いとは
日本でも海外でも人にあった時には挨拶を交わすことが一般的です。
しかし、挨拶の持つ意味合いは国によって異なってきます。
例えば、日本の場合ですと知らない人に会ってもいきなり挨拶をするということはあまりありませんよね。
お互い気分が良くなるように挨拶をしようとしばしば言われますが、挨拶をするかどうかという基準は人によって様々です。
また、挨拶をする人の中でもきちんと相手の目を見て話す人もいれば、シャイな性格からそっぽを向いた状態で会話をする人もいますよね。
一方で海外ではどうでしょう。
面識のある人に対して挨拶をする人が一般的ですが、誰かに話しかけたい時にカジュアルに挨拶をしてから会話する光景もよく見られます。
というのも海外では挨拶をするだけで完結するのではなく、そのあとに身の上話や悩み事などを相談することが多いからです。
そのため、日本人とは異なり相手の目をしっかり見て話を聞いていないと、相手を不快な思いにすることがあります。
良好な関係を保つためにも挨拶の意義はしっかり理解しておきたいですね。
□日本特有の挨拶とは
日本に固有の挨拶で海外にないものと言えば、皆さんは何を思い浮かべますか。
礼儀やねぎらいの気持ちを込めて行うお辞儀は代表的な挨拶の一つです。
一口にお辞儀といっても様々な形がありますよね。
比較的近しい人たちの間で行う会釈では、軽く体を傾けて頭を下げます。
お辞儀の中では最も軽い形式といってもよいでしょう。
遠目に見える会社の同僚や友人の親族に使うケースが多いですね。
敬礼という形では会釈よりも深く体を前に傾けます。
最も理想的な敬礼といわれているのは30度程前に傾けた状態です。
会釈よりは込められている感謝やねぎらいの気持ちが大きいため、お客様や初対面の人に対して使われることが多いでしょう。
一般的にお辞儀に間違いはありませんが、困った時は感謝やねぎらいの意図をはっきりと示すために深くお辞儀をしたほうがいいですね。
□まとめ
今回は日本と海外の挨拶の違いについてご紹介しました。
日本と海外では挨拶をするシーンは一緒ですが、挨拶の持つ意味合いが異なります。
それぞれの国でどのような挨拶をすれば、良好な関係を築き、維持できるのかを考えて行動したいですね。