日本と海外の違いで困惑するものの代表例が交通ルールです。
普段慣れている規則に従っていたら、違う国では交通違反になってしまったなんてこともありえますよね。
そうした事態は極力避けたいものです。
そこで今回は日本と海外の交通ルールの違いについて詳しくご紹介します。
□海外と日本の交通ルールの違い
日本での交通ルールがそのまま他国で同様に適用されるとは限りません。
交通ルールの違いが原因で事故が起きてしまうケースも実際に確認されています。
日本では当たり前とされている規則が外国ではどのようになっているのか、詳しく見ていきましょう。
*標識の形の違い
日本では一時停止の標識の形は逆三角形ですが、アメリカや韓国といった国ではこの形ではありません。
こうした国々では六角形で一時停止を表示しているため、注意が必要です。
海外で車を運転する必要があるときは最低限度の標識の形と色を覚えておくことが大切だといえるでしょう。
*赤信号時の右折
左側通行の日本では赤信号の際に左折することは禁止されています。
しかし、右側通行を採用しているアメリカや韓国では右折することが許容されています。
そのため、日本人がこうした国に行った際に赤信号で停車しているとクラクションを鳴らされることもあるため、注意しましょう。
逆もまた然りです。
赤信号での右折が容認されている国からの観光客が自国と同じ感覚で強引に左折してくることも考えられます。
お互いの国の交通規則はしっかりと確認しておきましょう。
□海外と日本の制限速度の違い
続いて日本と海外の道路における制限速度について見ていきましょう。
日本では場所に関わらず30km/hから50km/hの道路が多いですよね。
学校や住宅が密集している地域では制限速度が低めに設定されていますが、それを無視して高速で走り去る車も多いです。
一方で海外の道路では都市部と郊外で制限速度が異なります。
人の多い都市部では低い制限速度が設けられており、郊外に向けて徐々に高くなっていきます。
また、事故を防ぐための取り組みとして路面がでこぼこになっていたり、目立つ色で舗装された道路が飛び出してきたり、ドライバーが自然と速度を落とす仕掛けが多いです。
単純ですが、非常に効果の高いアイデアですよね。
事故のないように運転するのは万国共通ですが、こうした国ごとの違いを理解しておくことも大切ですよ。
□まとめ
今回は日本と海外の交通ルールの違いについてご紹介しました。
交通ルールは解釈を間違えてしまうと、事故につながりかねないため注意が必要です。
皆さんも旅行に行く際や仕事で海外を訪れる際には日本と海外の交通規則の違いを確認するようにしましょう。