日本の祝日について知りたい方は必見です。
海外の方には、日本人は休みが少ないというイメージがありますよね。
しかし日本は意外と祝日が多い国なのです。
では、実際に祝日は何日ほどあるのでしょうか。
今回は、日本の祝日の日数をご紹介し、海外との比較を行います。
□日本の祝日の日数について
日本の祝日は、2020年も例年同様、年に16日あります。
1月1日の元日から始まり、建国記念日や勤労感謝の日など、毎月のように祝日が存在します。
逆に祝日がない月は、2020年の場合6月、10月、12月だけです。
また、祝日は月曜日や金曜日に設定されているものが多く、週末の連休が作りやすくなっているのも特徴でしょう。
例外は、天皇誕生日や憲法記念日のように何月何日と決まっているものです。
このような祝日が土曜日や日曜日と重なった場合、その日に近い平日が振替休日となることに注意しましょう。
他にも、祝日と祝日に挟まれた平日は「国民の休日」といって仕事や学校は休みになります。
正確には振替休日や国民の休日は祝日ではないのですが、祝日と同じような扱いと考えて良いでしょう。
□海外との比較について
日本の祝日は、海外と比較すると多い方であると言えるでしょう。
世界的にみて祝日が多い国は中国やタイで、年間20日以上の祝日があります。
一方で、アメリカやフランスは年間10日程度しか祝日がありません。
ドイツやイギリスに至っては年間10日を切っています。
このような国では、州によって別途祝日が設けられている場合もあるため一概には言えませんが、日本の祝日が世界的にみて多い方であることは間違いないでしょう。
祝日が多い背景には、日本社会の働き方が関係しています。
祝日の少ない海外に比べて、まとまった有給休暇を取りにくい日本では、週末の3連休の価値が高くなるのでしょう。
日本の祝日に関する他の特徴として、日本独自の大型連休の存在は紹介しておきましょう。
*ゴールデンウィーク
日本には、「ゴールデンウィーク」というものがあり、4月末から5月の初めにかけて祝日が重なっています。
この期間には多くの会社や学校が休みとなるため、行楽地の混雑や交通渋滞が懸念されます。
この期間に日本を訪れる場合は十分にご注意ください。
□まとめ
日本の祝日の日数と、海外と比べた特徴について解説しました。
日本の2020年の祝日は16日と世界的には多い方です。
祝日の他にも、振替休日や国民の休日が存在するため実質の休日はもう少し多いでしょう。
有給休暇を取りにくい日本の社会では、祝日を利用した連休は行楽地が混雑しやすいため注意しましょう。