日本全国で大昔から開催されているイベントの1つに祭りが挙げられます。
日本人に馴染み深い祭りですが、大小さまざまなものがあります。
今回は比較的規模が大きい日本で人気の祭りを紹介します。
□日本で人気の祭り
*京都祇園祭
京都祇園祭では毎年7月から約1カ月にわたり、様々な神事や観光客向けの催しが行われます。
日本三大祭りのひとつに数えられています。
起源は平安時代にまでさかのぼり、千年を超える歴史があります。
観光客目線での祭りのピークは前祭の宵々山、宵山でしょう。
この宵々山と宵山は15日、16日と決まっていて、この2日間は対象区間が歩行者天国となり、人の数もピークになります。
普段は車が走っている道路もこの日だけは屋台が大量に立ち並び、たくさんの人々でにぎわいます。
見どころとしては、山鉾巡行(やまほこじゅんこう)が挙げられるでしょう。
山鉾巡行では、山や鉾と呼ばれるたくさんの山車が京都の町を巡ります。
*青森ねぶた祭り
青森ねぶた祭は東北最大規模の伝統的な祭りで、大きなねぶたを山車に乗せて青森の町を巡ります。
ねぶたとは灯篭のことで、間近で見るととても巨大で迫力もすごく圧巻されるでしょう。
起源は奈良時代にまでさかのぼると言われていて、8月上旬に開催されます。
楽しみ方としては「ハネト」として参加するのが良いでしょう。
ハネトとは踊り手のことを指していて、誰でも参加可能です。
有名なのは掛け声の「ラッセラー」でしょう。
片足で二回ずつ跳ねながらこの掛け声をかけます。
ハネト全員で一体となって踊るので一体感が生まれ、最高の体験となるでしょう。
また、青森ねぶた祭の最終日ではフィナーレとして花火が打ち上げられます。
規模も大きく、なんといってもねぶたと花火のコラボレーションは圧巻の景色です。
大きなねぶたと大きな花火に圧倒されること間違いなしです。
*札幌雪まつり
札幌雪まつりは冬に開催される祭りで、札幌の大通公園にて2月上旬に開催されます。
起源は、1950年に地元の学生が公園に雪像を設置したことが始まりと言われています。
雪まつりでは、たくさんのスケールのおおきな雪像が設置されていて、雪像はその年によって変わります。
大きなものではビルの大きさに匹敵するものもあるので圧倒されるでしょう。
雪像だけでなく、プロジェクションマッピングも行われていて雪像がさらに幻想的になるので、見どころの1つです。
□まとめ
今回は、比較的規模が大きい日本で人気の祭りを紹介しました。
今回紹介した祭りはどれも有名で、一度は行っておいて損はないでしょう。
きっと素敵な体験になるので参加してみてください。