コーヒーや紅茶もいいですが、日本に来た際にはぜひ日本茶を堪能していただきたいです。
日本茶にはなんともいえない優しい味で癒しのパワーがあります。
日本茶を飲んで「ホッ」とするひと時を過ごしませんか。
今回は、日本茶の楽しみ方を詳しくご紹介します。
□日本茶の淹れ方とは
日本茶は、旨みや香り、渋味、苦味のバランスを楽しめます。
また、産地や品種によってそれらの特徴に違いがあるのですよ。
日本茶の正しい淹れ方を知っておくことで、美味しさをより引き出すことができます!
*煎茶の淹れ方
煎茶の特徴は、爽やかな香り、苦味、旨み、渋味です。
お湯の適温は、中級煎茶で80〜90度くらい、上級茶で70度でしょう。
煎茶の淹れ方は以下の通りです。
- 茶碗によく沸騰したお湯を8分目まで注ぐ
- 茶葉を急須に入れる(茶葉の量は3人分だと大さじで軽く1杯と半分くらい)
- 茶碗のお湯を茶葉の入った急須に注ぐ
- 約1分待つ
- 味や濃さが均一になるように湯のみに均等に廻しつぎし、美味しさが凝縮している最後の一滴まで出しきる
*番茶・ほうじ茶の淹れ方
番茶とほうじ茶の特徴は、さらっとした味や香りです。
沸騰した湯を比較的早く茶碗に注ぐため、厚手の茶碗がおすすめです。
番茶・ほうじ茶の淹れ方は以下の通りです。
- 急須と茶碗に熱湯を注いで温める
- 急須のお湯を捨てて茶葉を入れる
- 沸騰した熱い湯を一気に急須へ入れる
- 約30秒蒸らして、茶碗のお湯を捨ててから注ぐ
*玉露の入れ方
玉露の特徴は、豊潤な風味と柔らかく甘い味わいです。
50~60度の少し緩い湯を茶碗に注ぐのがおすすめです。
玉露の入れ方は以下の通りです。
- 急須にお湯を入れる
- 急須のお湯を茶碗に入れ、残った湯は捨てる
- 茶葉(3人だと大さじ1杯)を急須に入れる
- 茶碗の湯を急須に入れ、2〜3分待つ
- 急須から湯呑みに均等な濃さになるように注ぎ分け、最後の一滴まで残さず注ぎきる
□和菓子もお茶の楽しみ方のひとつです
和菓子は、見ているだけでも楽しく、まるで芸術作品のようです。
日本の自然をかたどっており季節に合わせて様々な種類が用意されているのですよ。
また、彩りも美しいです。
季節感あふれる美しい和菓子は、その空間をより華やかにしてくれること間違いなし。
日本茶と和菓子の組み合わせは日本を感じさせ、思わず写真を撮りたくなるでしょう。
和菓子のこのような魅力から、和菓子も日本茶の楽しみ方のひとつになっています。
□まとめ
今回は、日本茶の楽しみ方を紹介しました。
正しい淹れ方を知っておくことで、より日本茶の魅力を引き出せます。
また、 日本茶と一緒に和菓子もいただくことで日本の四季も感じていただけるでしょう。
ぜひ、日本にいらした際には日本茶の楽しみ方を体験してくださいね。