日本といえば着物というイメージをお持ちの方は多いかもしれません。
しかし、日本の街を歩いている時に着物姿の方を見かけたことはありますか?
おそらく見かけることができたらラッキーです。
それは、現代の日本人はあまり着物を着ないからです。
今回は、日本人が頻繁に着物を着なくなった理由についてご紹介します!
□なぜ日本人はあまり着物を着なくなったのか
日本人で一回も着物を着たことがないという方は少ないでしょう。
七五三や卒業式といった行事では今尚着物を着る方が多いです。
しかし、頻繁に着物を着なくなったのはなぜでしょうか。
今回はその理由を3つご紹介します。
1つ目は、着物には手間とお金がかかると考えられているからです。
着物は一式揃えるのに、着物、帯、足袋といってたくさんのものを揃えなければなりません。
また、ちゃんとした着物を購入しようとすれば、何十万から何百万もするでしょう。
「そのお金があれば、ブランドバックや化粧品、アクセサリーを買いたい!」
というのが今の日本人の大多数の考えに近いのです。
このように日本人の価値観が変わってきています。
価格が高いイメージがある着物ですが、安く着物を手に入れる方法もありますよ。
それはリサイクル着物です。
着物の平均は2000円くらいで、帯は1000円以下で購入でき500円のものもあります。
洋服と同じくらいか、それより安い場合もありますね。
日本へ旅行に来られている方でしたら、お土産に一着買ってみるのもおすすめです。
2つ目は、自分一人で着るのは困難であるからです。
洋服のように、ボタンを留めて着ることができれば簡単なのですが、着物を着るのはハードルが高いです。
また、着付けの仕方が悪いと、見た目が不恰好であったり、すぐに着崩れしたりするため着物を上手に着ることは大切でしょう。
3つ目は、着物を着ると目立つからです。
着物を着てカフェでランチをしている方を見たことはありますか?
ほとんどいらっしゃらないと思います。
今の日本では、着物を着て行く場所がないので、着物を着ていると目立ちます。
何を着るかは個人の自由ですが、あまり目立ちたくないという方が多いので、着物を着ない人が増えているのでしょう。
□まとめ
日本人が着物を着なくなった理由を解説しました。
誰しもが「着物って素敵だな。」と感じたことがあるはずです。
レンタル着物、リサイクル着物といって着物を安く着ていただける方法はたくさんあります。
ぜひ、日本にいらした際には着物の魅力を肌で感じてください。