「旅行で日本に行くならば、車で観光したい!」
このように考える方もいらっしゃると思います。
そこで、今回は来日する外国の方が日本で運転する時の免許について解説します。
□ 日本で運転する場合に必要なもの
日本で運転する場合には、日本で取った免許証か国際免許証を保持しておきましょう。
また、出身地が国際免許証を発行していなくても、日本と同じ程度の水準にあると認められている免許制度がある国や地域の免許証でも運転できます。
具体的には、フランス共和国、エストニア共和国、ドイツ連邦共和国、スイス連邦、ベルギー王国などの免許証が有効とされています。
また、国際運転免許証や外国の免許証を使用する場合は、有効期限があるため注意が必要です。
基本的には、日本に上陸した日から1年間は有効期限の範囲内です。
しかし、入国してから1年以内でもそれぞれの免許証の有効期限が切れると、運転できなくなるため注意しましょう。
□ 外国人が日本で免許証を取得する方法
日本の免許証を取るためには、大きく2つの方法があります。
以下では、その2つを詳しくご紹介します。
*外国の免許証を日本の免許へ切り替える
海外で免許を取得している場合は、免許を取るための過程が省略できるかもしれません。
切り替えるためには、以下の条件を満たす必要があるため注意しましょう。
- 切り替えたいと思っている地域に住民票があり、在住していること
- 運転免許証が有効であること
- ビザが有効であること
- 運転免許を取った国に通算3ヶ月以上滞在していたこと
上記の条件を満たすと、視力テストをクリアするだけで日本の免許に切り替えられる国もあります。
中には、筆記試験と運転技能、視力テストを受ける必要がある方もいらっしゃるでしょう。
保持している免許を取った国が、どちらに分類されているのかを事前に調べておくと安心でしょう。
*日本人と同じように免許を取る
日本で、日本人と同じように教習所に通って免許を取る方法もあります。
運転免許試験場で直接学科と実技の試験を受ける方法もありますが、教習所に通った方が確実でしょう。
日本語に対して不安がある方は、外国語にも対応している教習所に通うと良いでしょう。
東京では、コヤマドライビングスクール石神井が英語での教習を行っています。
全国では、12か所が外国語に対応しているため、お近くの教習所を探してみると良いかもしれません。
□まとめ
今回は、日本で運転する時の免許について解説しました。
運転ができると、行動範囲が広がりより日本を楽しめるでしょう。