コロナ渦の今、日本の飲食店の状況がどのような状況になっているのか気になる方は多いでしょう。
外出自粛が必要とはいえ、たまには外に出て飲食店で食事を楽しみたいですよね。
10月からは経営難の飲食店を救済するための制度が導入されました。
この記事では、各都市の店舗営業の状況や飲食店を救済する制度について解説します。
□夜の飲食店について
東京では、居酒屋など夜の飲食店は経営的に苦しい状況にあるようです。
8月後半では、飲食店全体の消費は昨年の同じ時期の消費よりも9パーセント減少しました。
しかし、居酒屋では48パーセントも減少したのです。
客足が減り、経営が苦しくなったために閉店に追い込まれる飲食店もあります。
大阪の夜の飲食店も苦しい状況にあり、大阪市の老舗のふぐ料理店も閉店に追い込まれました。
□GoToイートとは
GoToイートという言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
既に利用している方もいらっしゃるでしょう。
GoToイートとは、新型コロナウイルスの打撃を受けた飲食店や食材の生産者を支援するための制度です。
オンライン予約によるポイント付与と、プレミアム付き食事券の2つの事業があります。
オンライン予約によるポイント付与では、指定された予約サイトを通じて食事をするとポイントがもらえるというものです。
このサービスは、全国で10月1日から始まりました。
予約した店で食事をすると、昼食で500円分、夕食で1000円分のポイントが1週間ほどで付与されます。
そして、次に同じ予約サイトを使う際にそのポイントを使用できます。
ポイントの有効期限は最長で来年3月末までなので、注意しましょう。
しかし、某有名焼き鳥チェーンでは、ポイントを稼ぐために1品だけ注文する行為が問題視されましたよね。
確かに飲食店でお得に食事ができるのは魅力的ですが、ポイントだけに目が行くと飲食店救済という本来の目的が遂げられないですよね。
そのため、一人一人が自分のことだけでなく、飲食店のことを考えてGoToイート制度を利用する必要があります。
もう一方の事業に関しては、都道府県ごとにプレミアム付き食事券が発行されて、登録された飲食店で使用できます。
新潟では10月5日から、全国で最も早く始まりました。
コンビニやインターネットなどでプレミアム付き食事券を購入すると、購入額の25パーセントが上乗せされます。
例えば、1万円分で1万2500円分の食事券を購入できるのです。
□まとめ
各都市の飲食店はコロナの影響で苦しい状況にあります。
そのような経営難に陥っている飲食店を救うためにも、GoToイートを積極的に活用していきたいですね。
GoToイートはお得に食事ができる制度ですが、あくまで飲食店を救済するための制度だということを忘れないようにしましょう。