日本の新型コロナ感染者数が増え続けていることはご存じですよね。
しかし、欧米など他の国と比較すると、実は日本の感染者数はとても少ないのです。
今回の記事では、日本の新型コロナ感染者数について詳しく解説します。
□日本の新型コロナ感染者数ついて
東アジア3か国の日本、中国、韓国の新型コロナ感染者数の推移は、10月4日まで中国が最多でした。
しかし、8月頃から日本の感染者数が急増し、10月には日本の感染者数が中国を上回りました。
コロナ感染が収まってきたと思っていた矢先、8月頃から感染者数が急増したことに驚いた方は多いのではないでしょうか。
2019年の年末に中国の武漢市で新型の肺炎が発生してから、中国国内で感染は拡大していきましたよね。
一方で、3月頃には日本での感染者数は1000人にも満たず、感染者数が1000人を超えていたのは中国、韓国、イタリアのみでした。
その頃は、まだコロナが世界的猛威を振るうことを予想できない水準でした。
3月以降から中国の感染者数はほとんど横ばい状態が続き、一方で日本の感染者数は4月から5月にかけて急増しました。
一旦は感染拡大が収まりましたが、8月に第2波に襲われました。
そこから連日新規感染者が確認されています。
しかし、欧米などと比べると、東アジアの感染者数は少なく、感染拡大は抑制されています。
アメリカやインド、ブラジルと比べると、日本の感染者数はとても少ないです。
しかし、中国や韓国と比べると感染者数の増加ペースは抜け出しているため、安心せず第3波を警戒しておきましょう。
□日本の感染者数や死亡者数が少ない理由とは
日本は感染者数だけでなく、死亡者数も世界の各国と比べると非常に少ない水準にあります。
しかし、日本は他国のようにロックダウンを実施せず、自粛にとどまっていましたよね。
それでは、なぜ日本の感染者数や死亡者数は世界水準で少ないのでしょうか。
その理由の1つとして、日本人の清潔好きな生活習慣が考えられます。
日本人は食事前や帰宅時に手を洗うのが当たり前で、マスクを着用することにも抵抗がありません。
日本人は衛生意識が高いため、欧米などに比べて感染者数が少ないのかもしれませんね。
また、日本社会の同調圧力の強さも、感染者数が少ない理由の1つとして考えられます。
ロックダウンが実施されなくても、各個人が外出やイベントの自粛、在宅勤務などで緩やかなロックダウンに近い状態が維持されました。
□まとめ
今回は日本の感染者数の推移や世界との比較、日本の感染者数の少なさの考えられる理由について解説しました。
世界と比べると日本の感染者数は少ないですが、まだ油断はできません。
各個人が感染拡大を抑えようとする姿勢が必要です。
手洗いやマスク着用などの感染対策を徹底していきましょう。