「人手不足で外国人でも採用されやすい業種が知りたい。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
とにかく今すぐ働きたいという方は、人手不足の業種を探すのは一つの手です。
人手不足の業種の一つに、建設業界が挙げられます。
建設業界で外国人が働くことに関してお話しいたします。
□建設業界が人手不足な理由について
建設業界の人手不足は日本人の若者からのイメージが悪いことが理由の一つに挙げられます。
建設業界は人が生活していく上では欠かすことのできない仕事です。
また、高度な専門技術が必要なことも多く、決して誰でもできる仕事ではありません。
しかし、力仕事がメインであることも関係して、日本の若者からの人気がありません。
その結果、現在では7件の募集に対して1人の応募があるといった超人手不足の業界です。
これからも建設業界は必要不可欠です。
というのも、日本は地震大国なため、老朽化した建物を新しい耐震基準に合わせるために各地で建て替えが行われていたり、オリンピックの開催に向けて新しい設備が建設されたりもしています。
そのため、これからもどんどん需要が拡大していく分野です。
□外国人が建設業界で働くには
外国人が日本で働く際には、ビザによって働ける職種が決められています。
建設業界で正社員として働けるビザには4つの種類があります。
それぞれ具体的に確認しておきましょう。
まずは永住ビザですが、このビザを持っていれば業種問わずどのような職種でも働けます。
永住ビザを獲得するための条件の一つに、日本に10年以上住んでいることがあり、そのため日本語を不自由なく話せる人も多いです。
技術・人文知識・国際業務ビザの場合、現場で働く以外の設計業務や工程管理、現場監督、技能実習生の通訳業務などの業務につけます。
多くの留学生の方の新卒のビザはこのビザではないでしょうか。
技能実習生ビザは日本に技術を学びに来ることを目的として発行されています。
そのため、職種も限られており、22業種のみ就労が可能となっています。
特定技能ビザは、2019年に新しくできたビザで、11種の業種で仕事ができます。
この二つは現場で働く職種がメインなため、現場で働きたいという方にはおすすめでしょう。
□まとめ
これから需要が拡大していく建設業界においては、外国人が働ける可能性が十分にあります。
自分のビザの種類を把握して、自分のビザにあった職種で求人を探してみましょう。
建設業界の人手不足を、外国人が働くことで解消されると良いですね。