新型コロナウイルスによる影響で、生活が困窮している方は日本中におられると思います。
特別定額給付金が話題となっていますが、外国人の方などは申請方法がわからない場合もありますよね。
そこで本記事では、そういった方に向けて、特別定額給付金の対象者や申請方法について解説します。
□外国人は特別定額給付金の対象となるのか
本記事で述べる特別定額給付金とは、新型コロナウイルスの影響による経済打撃を受けて、全国民に一律で支給される10万円の支援金のことを指しています。
しかし、この記事をご覧になっている方の中には、一律で支給されるといっても、外国人は対象のなるのか、またはどのように申請すればいいのか疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
結論から言えば、外国人でも受け取ることは可能です。
ただし条件があり、住民基本台帳に記載されていることが挙げられます。
有効な在留カードを持っていれば心配はありません。
外国人の中でも、ビジネスや観光で日本に短期滞在している外国人や、不法滞在者は対象外となります。
また、住民基本台帳への登録日は基本的に令和2年4月27日までと規定されているので注意しましょう。
この給付金は原則早いもの勝ちではありません。
そのため焦らず、適切に申請するのが肝心です。
□特別定額給付金の申請方法について解説します
申請の方法には、オンライン方式と郵送方式の2種類が存在します。
第一に、オンラインでの手順について解説です。
オンラインで申請する場合、世帯主のマイナンバーカードと、その読み取りに使うスマホなどのカードリーダー、そして振込先の口座が確認できる書類が必要になります。
スマートフォンに「マイナポータルAP」というアプリをインストールし、必要事項の記入及びマイナンバーカードのセットを行えば登録は完了します。
郵送の場合、作成した書類をお住いの市区町村あてに郵送するというシンプルな方法です。
しかし、「申請日及び市区町村長」「世帯主のサイン及び生年月日」「給付金の合計金額及び対象者」「給付金の受取方法」「給付金の受取口座」「申請者本人確認書類の写し」「振込先口座の確認書類の写し」「チェックリスト」の項目に漏れがないか入念に確認しましょう。
□まとめ
今回は特別定額給付金の対象者やその申請方法について解説しました。
世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルスですが、この状況を打破するためにも利用できる制度は可能な限り利用しましょう。
今回の記事が、新型コロナウイルス禍でお悩みの方や外国人の方の参考になれば幸いです。