新型コロナウイルス禍の影響で、非常に多くの職を失った方や再就職が困難になった方がいると思います。
そこで本記事では、職を失ったことで生活が困難になった方や外国人の方に向けて、失業手当の受給方法を解説します。
□コロナ禍における失業手当の変更点を解説します
6月12日の国会において、失業保険の給付日数が60日延長されました。
そのため、新型コロナウイルスの影響で休職期間が長引いた方や、休業手当を受けられない方でも支援金を受給しやすくなったのは嬉しいポイントですよね。
また、あくまでも求職活動に積極的な方が対象なので、非現実的な求職条件にこだわる方や、可能な再就職をしなかった方は対象外となるので要注意です。
□失業手当を受けるための方法とは
肝心の、失業手当を受けるための方法について疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
失業手当を受けるためには主に手順が5つあります。
第一段階として、ご自分の住所に該当するハローワークを探しましょう。
2段階目に、現住所を管轄するハローワークが見つかったら、必要書類を揃えて申請に向かいます。
必要書類の1つ目は、ハローワークが勤務先を通じて発行する「雇用保険被保険者離職票」です。
そして2つ目は、運転免許証や公的機関が発行した各種証明書、及び顔写真付きマイナンバーカードといった本人確認書類が挙げられます。
3つ目に、個人番号確認書類が必要です。
マイナンバーの記載のある住民票かマイナンバーカード、または個人番号通知書のうちいずれか1つで構いません。
その他には「印鑑」と「本人名義のキャッシュカードまたは通帳」、そして申請時に必要な「顔写真」も忘れてはいけません。
第三段階では、失業認定申告書と雇用保険受給者証を受け取るために、需給説明会に行きましょう。
この段階で初めて失業認定日が判明するため必須です。
四つ目の段階では、上記の失業認定日にハローワークに行って失業認定申告書を提出しましょう。
そして失業認定日から5営業日が経過したのち、最終段階で支援金が口座に振り込まれます。
□まとめ
今回は新型コロナウイルス禍によって失業中の方に向けた失業手当の受給方法について解説しました。
新型コロナウイルスは長期的な観点から、経済戦略並びに支援策を講じる必要があります。
利用できる制度を最大限に利用して、この苦しい状況を打破しましょう。
今回の記事が、新型コロナウイルス禍でお悩みの方の参考になれば幸いです。