日本で自転車に乗りたいとお考えの方はいらっしゃいますか。
自転車事故は近年大きな社会問題になりつつあります。
そこで今回は、日本の自転車ルールをご紹介します。
□自転車を安全に利用するための規則とは
日本において自動車は軽車両で、車と同じ位置付けです。
そのため、自転車は原則車道を走ることが決められています。
例外として、以下に述べたような場合は歩道を通れます。
・道路標識で指定されている
・運転者が13歳未満の子供や70歳以上の高齢者、身体の不自由な人
・道路工事などで車道の左側が通れない
・車道の幅が狭く接触事故が起こる可能性がある
また、やむを得ず歩道を通行する場合も、歩行者を優先しながら車道側を徐行しましょう。
ベルを鳴らして歩行者に道を譲らせたり、歩行者を追い越したりするのはルール違反になります。
続いて、車道は左側通行と定められています。
自動車と衝突する危険があるため、右側通行は大変危険な行為です。
絶対に避けましょう。
違反行為が繰り返し検挙された場合、「自転車運転者講習」を受ける必要があります。
命令を無視して自転車運転者講習を受けなかった場合は、5万円以下の罰金を支払うことになります。
□自転車を安全に利用するためのマナーとは
*夜はライトをつける
夜自転車に乗る場合は、前照灯や尾灯(または反射器材)をつける必要があります。
ライトをつける目的は、自分が進む道を照らして見やすくするためだけではありません。
他の自動車やバイクに自分の存在を知らせるためにとても重要です。
*二人乗りや並走をしない
自転車は基本的に一人用の乗り物です。
6歳未満の子供を幼児用座席に乗せる場合を除き、二人乗りは原則禁止されています。
また、「並走可」の標識がある場所以外での並走は禁止されていますので注意してください。
並走すると、他の人の通行を妨げたり、自動車に接触する可能性が高まったりするため、大変危険です。
*交差点での安全確認を行う
日本で「止まれ」の赤い標識を見たことがある方は多いのではないでしょうか。
この標識を見たら、必ず一時停止をしましょう。
特に見通しの悪い交差点では、徐行して左右の確認を行うなどの安全確認を行ってください。
□まとめ
自転車のマナーやルールについてご紹介しました。
「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように、それぞれの国のマナーやルールをしっかり理解してください。
日本で安全に自転車を利用するために、ぜひ本記事を参考にしてみてください。