みなさんの国にも守るべき食事のマナーがあるように、日本にも様々なマナーがあります。
日本の料亭やレストランで食事をする前に、正しいマナーを知っておきたいですよね。
そこで今回は、日本で食事をする際のマナーをご紹介します。
□知っておきたい食事のマナーとは
日本で食事をする際に知っておきたいマナーを3つご紹介します。
*食事の前後にあいさつをする
日本では、食事の前後で料理に向かってあいさつをします。
食事の前は「いただきます」、食事の後は「ごちそうさまでした」と言いましょう。
このあいさつは、2つの感謝の気持ちが込められています。
1つ目は、料理を作ってくれた人、食材を作ってくれた人など今から食べる料理に関わる全ての人への感謝です。
2つ目は、食材への感謝です。
動物の命や野菜に対して、生きるためのエネルギーをありがとうと伝えましょう。
*テーブルにひじをつかない
テーブルにひじをついて食べると姿勢が悪く見え、周囲の人からみてもいい気持ちにはなりません。
ひじは持ち上げて、箸を持っていない方の手はテーブルの上に置くか、食器に添えましょう。
*おしぼり・茶碗・箸の使い方とは
日本のレストランでは、ほとんどの場合おしぼりを出してもらえます。
これは、手を拭く目的のためにあります。
顔や口を拭かないようにしてください。
ご飯の入ったお茶碗は、手に持って食べましょう。
箸の使い方は、複雑で難しいと思いますが、食事のマナーとして守るべき重要なポイントです。
そのため、箸のマナーもしっかり確認しておくと良いですよ。
□やってはいけない箸の使い方とは
日本で食事をする際に避けて通れないのが箸の使い方ですよね。
昔から日本では箸のマナー違反のことを「〜箸」と呼びます。
ここからは、マナー違反になる箸の使い方をいくつかご紹介しますね。
1つ目は、とき箸です。
とき箸とは、割り箸を使う際、箸の先をこすることです。
木くずを落とすためにとき箸をやってしまう方が多いため、注意してください。
2つ目は、握り箸です。
握り箸は、その名の通り箸を握ってしまうことです。
食べる以外の動作を行う際は、一度箸を置いてからにしてください。
3つ目は、指し箸です。
指し箸は、人を箸で指すことです。
人を指で指す行為がマナー違反であるのと同様に、こちらも注意しましょう。
4つ目は、迷い箸です。
迷い箸は、料理の上で箸をあちこち動かすことです。
何を食べようか迷って迷い箸を行ってしまうことが多いですね。
□まとめ
今回は、食事前後のあいさつや箸の使い方についてご紹介しました。
食事のマナーを理解すれば、日本での食事をより楽しめますよ。
日本で食事をする際は本記事をぜひ参考にしてみてください。