旅行先で出会った人へ、親切にしてもらったお返しとしてプレゼントを渡したいなんて経験をした方が中にはいらっしゃるかもしれません。
プレゼントにも、国ごとにマナーがあるため注意が必要です。
そこで今回は、日本でプレゼントを渡す時のマナーについてご紹介します。
□プレゼントをする時に心がけることとは?
プレゼントをする時に心がけることは3つあります。
1つ目は、渡す方法です。
相手のことを思っていると伝わるように、言葉を添えて丁寧に渡しましょう。
例えば、無言で机に置かれて渡されたら、せっかくプレゼントを貰っても悪い印象を受けてしまいます。
2つ目は、渡すタイミングです。
ビジネスシーンでは始めに、プライベートでは後に渡すのが良いとされています。
差し入れや挨拶としてのプレゼントであれば、挨拶と合わせて渡すのが良いでしょう。
一方、お礼やお祝いとしてのプレゼントであれば、その場が盛り上がってきた所で渡すのが良いです。
3つ目は、プレゼントそのものです。
相手の好みや興味をもとに、欲しいと思うものを選ぶようにしましょう。
また、何のためのプレゼントなのか相手に伝わるように、言葉や手紙を添えておくことも1つのマナーです。
□プレゼントを渡す時に注意することとは?
日本では、渡すことが良くないとされているプレゼントがいくつかあります。
1つ目は、白いハンカチです。
亡くなった方の顔にかける白布のイメージがあることや、漢字で書くと手布となり手切れを表すとされていることが理由です。
感謝やお祝いの気持ちで渡したとしても、別れを意味すると思われてしまう恐れがあるので注意しましょう。
2つ目は、お茶です。
特に日本茶は香典返しに使われることが多いため、特にお祝いのプレゼントとしてはふさわしくありません。
3つ目は、クシです。
苦と死を連想されるという理由で避けられていることを押さえておきましょう。
他にも、日本は数に対してもこだわりがあります。
お祝いの気持ちを表すプレゼントには、吉の数と言われている奇数の3、5、7を選ぶと良いです。
また、偶数の8も末広がりを意味するためプレゼントにふさわしいとされていることを押さえておきましょう。
一方で、4と9は忌み数と呼ばれ、クシが良くないとされるのと同様に悪い言葉を連想するため、避けるのが賢明でしょう。
□まとめ
日本でプレゼントを渡す時に心がけることと、注意することをご紹介しました。
プレゼントにもその国の文化が現れるので、理解した上でプレゼントすることをおすすめします。
この記事をご参考頂ければ幸いです。