「これから茶道を始めたいと考えているけど、どのような道具が必要か分からない」
「家でお茶を楽しみたいけど、何を用意したら良いか分からない」
このようなお悩みをお持ちの方はいませんか。
そこで今回は、茶道初心者の方に向けた茶道に必要な道具についてご紹介します。
□茶道の道具について解説します!
茶道を始めたい人の中には、しっかりとしたお稽古を受けたい方もいれば、家でお茶を楽しみたい方もいるでしょう。
まずは、家でお茶を楽しみたい方に、必要最低限の道具をご紹介します。
まず用意すべきなのは、抹茶を点てるときに必要になる茶筅(ちゃせん)です。
本来は使い捨てなのですが、茶筅直しを使うことでより長く使えるでしょう。
次に必要なのが、茶杓(ちゃしゃく)です。
これらに加えて茶碗を用意すれば、抹茶を点てるのに最低限の道具は揃ったと言えるでしょう。
このような必要な道具がセットで売っています。
そのため、初心者の方は、まずはセットのものを購入してみてはいかがでしょうか。
次に、お稽古を始める方に必要な道具をご紹介します。
おそらくお稽古の場合は、お茶を点てる道具は用意されているでしょう。
なので、茶席の際に使う道具を揃える必要があります。
茶席に必要なものは、扇子や懐紙、楊枝、帛紗(ふくさ)などです。
扇子は男性と女性で用意すべきサイズが違うので注意しましょう。
懐紙(かいし)や楊枝は、お菓子を食べる際に必要になる道具で、帛紗は、お点前の中で道具を拭く際に必要です。
□懐紙について解説します!
次に、茶具道具の1つである懐紙についてご紹介します。
懐紙は、もともとは和歌や俳句を書くための紙で、これを懐に忍ばせていたことから懐紙と呼ばれるようになりました。
着物を着ることが日本人にとって一般的だった頃までは、常に懐に入れて持ち歩いていました。
現在でいうところのハンカチやメモ用紙など様々な使い方があった、なくてはならない必需品として使われていました。
現在では、文房具店や和菓子製品店で様々な種類の懐紙が購入でき、メモ用紙やハンカチ、コースターなど、様々な使い方ができます。
□まとめ
今回は茶道初心者の方に向けて茶道に必要な道具をご紹介しました。
お稽古を受ける方も家でお茶を点てる方も、必要な道具について理解していただけたでしょうか。
茶碗と茶筅があれば抹茶を飲めますが、より茶道を楽しむためには様々な道具が必要です。
ぜひ茶道を始められる方は参考にしてみて下さい。